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早めに登校してきた西連寺春菜は、廊下で結城リトが来るのを待っていた。 二人が付き合いだしてから一ヶ月、クラス公認のラブラブカップルぶりも板に付くようになってきている。 春菜は一人でリトを待っているだけでウキウキと心が弾んだ。 中学の頃から想いを寄せていた相手と結ばれて、毎日が楽しくてしょうがないのだ。 やがてまばらな人影の中にリトの姿を見つけると、春菜は頬を紅潮させて走り寄って行った。 「おはよう、結城君」 「おはよ西連寺」 春菜はリトと挨拶を交わした途端に股間が熱くなり、愛液を溢れさせてショーツを濡らした。 「あの……結城君、今日も良いかな?」 「ああ、もちろんだよ」 リトに優しい笑顔を向けられ、春菜の秘裂から止め処なく蜜が湧き出てくる。 二人は登校時間にはほとんど使われることのない音楽室の前にある男子トイレに入った。 トイレ特有の据えた匂いを嗅ぎながら、春菜とリトは一緒になって個室に入り、鍵を閉める。 すぐに春菜が正面からリトの背中に手を回し、ギュッと抱きついた。そして顔を上向けにしてリトの唇に吸い付く。 「んっ……」 興奮している春菜は、慌ただしく舌をリトの口内に挿し込んで、貪るように口腔を舐め回した。 リトも負けじと春菜の舌に絡みついてくる。 しばらくお互いの舌を吸っていると、リトの手が春菜のスカートの中に入ってきた。 ショーツ越しに秘部を擦り上げられて、春菜はビクリと身体を震わせる。 「んーっ」 キスをしながら下半身を駆け巡る快感に悶える春菜。 リトはさらに恥部を刺激する。 中指の腹でショーツの上からクリトリスを撫でてから、秘裂に沿って指を下へ滑らせていった。 花びらを擦りながら通過して、お尻の小さな窄まりにまで達したら、またクリトリスに向かいながら媚肉を擦り上げていく。 春菜は何度かそうされると、秘奥から淫液をドッと溢れさせて絶頂に達した。 「あ、ああっ」 思わずリトから唇を離して春菜は嬌声を漏らした。あまりの快感に足がガクガクと震える。 春菜は力が入らなくなってリトに凭れ掛かった。 「もうイったのか? 相変わらず感じやすいんだな、西連寺は」 「だ、だって、結城君のこと好きだから。結城君に触られてるって考えるだけで、私……」 春菜は赤くなってリトの肩に顔を埋める。 「お、俺だって西連寺のこと、好きだよ」 リトも照れながら春菜の頭を優しく撫でた。 「結城君も気持ちよくなって」 そう言って春菜は、蓋のしてある洋式便器に腰を下ろし、リトのチャックを下ろしてトランクスの中に手を入れた。 ギンギンに勃起した肉棒を露出させると、ムッとする性臭が辺りに漂う。 春菜はうっとりとしてリトの巨大な男根に右手の指を絡めた。いつ見ても惚れ惚れする大きさだ。 「素敵よ、結城君」 怒張を軽くシゴきながら、春菜は背中を丸めてリトの股間に顔を寄せた。 尿道口を舐め上げて先走り液を舌で掬うと、生臭い味が口中に拡がる。 春菜はそれを堪能しながら自分の唾と共に飲み下していった。 大好きなリトが気持ち良くなって出したモノだと思うだけで、嫌悪を感じるどころか至福を味わうことができるのだ。 リトにもっと気持ち良くなって貰おうと、春菜は舌を突き出し亀頭を舐め回していく。 そのうちリトの息が荒くなり、我慢汁が次々に溢れてきて肉棒をシゴいている春菜の指を濡らした。 「すごい、結城君。こんなに一杯お汁が出てきてる」 「さ、西連寺……」 「もっと気持ちよくなってね、結城君」 春菜は息も絶え絶えのリトの亀頭をすっぽりと咥えこんだ。怒張の先端部をしゃぶり上げ、先走り液の味を存分に味わう。 蕩けるような幸福感に満たされながら、さらに一物を喉奥に達するまで迎え入れると、舌を裏筋に押し付け唇を窄めて顔を引いていく。 右手では怒張の根元をキュッキュとシゴきつつ、亀頭近くまで肉棒を口から出すと、再び喉奥まで咥えこむ。 春菜は何度も顔を前後させながら少しずつペースを上げていった。遊ばせていた左手も、玉袋に触れて優しく揉みしだく。 「あ、ああ、西連寺、もう出そうだ」 頭上のリトの声を聞いて、春菜は一層動きを速めた。髪を振り乱して頭を振りたくリ、指と唇で剛棒をシゴいていく。 「で、出るっ!」 リトの言葉と共に射精が始まった。 春菜は怒張の根元を右手で激しくシゴき続ける一方で、口は喉奥まで咥えこんだ状態で静止した。 ビュッビュッと勢いよく発射されるザーメンを喉の粘膜で受け止めて、ゴクゴクと飲み下していく。 放出が終わると、鈴口に残っている精液を吸い出して、独特の苦味を味わいながら喉を鳴らした。 「おいしい……」 肉棒から口を離してポウッと惚けるような顔をして春菜が呟いた。 「ふう。気持ち良かったよ、西連寺」 「よかった。喜んでもらえて、私嬉しい」 満足げなリトを見て、春菜は胸が暖かくなるのを感じた。 「昼休みは俺も頑張ってもっと西連寺を気持ち良くするよ」 「本当?」 「ああ。任せてくれ」 「ありがとう、結城君」 春菜はその時のことを想像して、再び秘部を濡らした。
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国語表現 西連寺 成子
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春菜が何とか部屋に来たララ達を一旦追い出したのが分かり、リトは安堵とともに布団を抜け出す。 春菜は若干顔を赤くしながら廊下に誰もいないことを確認すると、リトに帰るように促す。 「先生は‥‥ふぅ、もう大丈夫みたい。」 しかし、布団に隠れている際に感じた春菜の温もりが彼の欲を肥大させる。熱のこもった声で言う。 「さ、西蓮寺‥これから、もうちょっと二人で話さない?」 言った瞬間、リトは後悔する。『だ~!!こんなん無理に決まってるじゃん!!なに言ってんだ俺、俺の馬鹿!!』 熱いテンションは見る影もなくなり、どんよりと顔を俯かせる。 その様子を見ていた春菜は若干考えた後 「結城君?‥‥うん、いいよ」 と(リトにとって)意外に承諾する。 その後リトは部屋をうまく抜け出し、春菜はララ達に適当に言い訳すると、二人で外に出る。 今いる非日常の空間が彼らの背中を後押しして、新たな関係を築く。 しばらくの間無言で歩いていた二人。少し重たい雰囲気。喋りたい事は山程ある。伝えなきゃいけない事もある。しかし、口がなかなか開かない。 緊張するリトは無意識に隣を歩く春菜を見つめる。彼女は少し顔を赤くしながら、前を向いて歩いていた。その顔に、嫌悪感といった負の感情はない。 彼女を見て、何とか覚悟を決めたリトは口を開く。 「西蓮寺‥」 「何?結城君」 「良かったのか?こんな時間に抜け出して‥」 しかし口から出た言葉は、言いたい事とはまったく違う言葉。リトは自己嫌悪に陥る、が。 「良かったのかって‥誘ったのは結城君の方でしょ?」 「あっ、そっか‥ごめん」 彼のセリフに、春菜は自然と笑う。そんな彼女をリトは『やっぱりかわいいなぁ‥』と見蕩れる。やっと落ち着いてきた。そして、 「さっきも言ったけど‥結城君ってやっぱり、謝りっぱなしね」 「あっ!!」 春菜は言う。その言葉にリトはしばし沈黙する。数秒後 「あはは!!」 「フフフ‥」 二人は同時に笑う。ようやく笑いが収まった頃、海が見えた。 「……」 「……」 少しの間二人は海を見つめた。潮の香りが二人を包む。 「どうするの、結城君。もっと近くに行く?」 春菜は聞く。その問いにリトは考え、 「俺は別に構わないけど、西蓮寺は?」 と明確には答えず、彼女に質問を返す。本当は行きたかったが、今の不思議なテンションで無茶は出来ない。リトはそう思った。 「私は…しばらくここに居たいな」 春菜はそう言って、海を眺める。その顔に浮かぶのは微笑。しかし、どこか寂しげな。 「そっか」 リトはその表情に胸の痛みを感じ、一言返す。それから、ガードレールによりかかり、春菜同様海を眺めた。 沈黙。まるで触れるのがもどかしいような雰囲気。リトは気まずさを感じる。 しばらくの間、黙って海を眺めていると、春菜は口を開く。 「ねぇ、結城君」 「何?」 「‥‥‥」 リトは一言だけ返し、春菜の方を向く。彼女は少し顔を俯かせ、黙っていた。 「ど‥どうしたの」 『俺が何かをしたのか‥いや、そもそもこの状況は元は俺が誘ったのが原因で、俺、何かまずかった?』 リトは混乱する。しばらく彼女を見つめていると、春菜は口を開いた。 「ララさんのこと、どう思ってる?」 「えっ!!」 突然の質問に、思わず硬直するリト。その後、慌てて答える。 「ど‥どうって、うるさいし、常識はずれで滅茶苦茶だし‥それに」 「そういう事じゃないの‥」 リトの声を、春菜の小さい声が遮る。 「異性として、女の子として、どう‥思ってるの?」 その質問に、リトは呆然彼女を見つめていた。 リトのことを異性として見る様になったのは最近の事。 元々持っていた優しそうな人という印象に加え、直接話をする時の少し慌て、戸惑い、真剣に話す表情。 そして、ある事件の時、助けてくれたという事実(彼女自身は覚えてないが何となく本当だと分かった) 自分でも不思議だが、あっさりと彼に惹かれていった。 しかし、彼の隣にはいつもララがいた。地味な自分とは違い、そこに居るだけで人をひきつける魅力を持った少女。 そんなララに、少し嫉妬を覚えつつも、敵わない、と春菜は思っていた。 しかし、リトは春菜を誘った。春菜は抱く。 これは、もしかして‥という淡い期待。そして、ララとの関係を聞こう、という決意。 普段の彼女には決して言えないそれを、非日常の後押しを受け、春菜は口にする。 「どう‥なの?」 「どうって‥」 真摯な彼女の様子に慌てるリトは、自分でも何が言いたいのか分からないまま、話す。 「そりゃぁ‥可愛いと思うよ‥ってそう意味じゃなくて、えっと‥え~」 可愛いという言葉に反応した春菜はさらに問い詰める。 「ララさんのこと…好き‥なの?」 そう言った彼女の表情は、どこまでも真剣だった。その表情にリトは感じる。自分の一言の意味の重大さを。言葉を捜し、黙る。 沈黙と共に、春菜は表情を翳らせていった。そして、 「‥やっぱり、好きな‥きゃっ!!」 言葉で伝えるのを諦めたリトは口下手な自分を呪いつつ、抱きしめる事で返答する。 「あっ‥えっ?ゆ‥結城‥君?」 間近で見る彼女の顔はやっぱり可愛くて、綺麗だった。 しばらくの間見つめ続ける。二人の顔が徐々に赤くなる。 顔が熱くて、胸が痛いぐらい縛り付けられている。心臓の音は、彼女にも聞こえてるのではないかと思えるくらい大きい。 それでも、この言葉だけは口に出来る。ずっと言えなかった、大切な言葉。 「俺は、西蓮寺の事が‥好きだ。ずっと前から、今日まで。そして、これからも」 春菜はますます顔を赤くして、そして目を閉じた。何を求められているのか、リトには分かった。 二人の顔が近づいていき、やがて一つになる。自らの気持ちを伝えるキスを送り続ける。 自然と顔を離し、見つめ合っていると、春菜は口を開いた。 「私も、結城君の事が‥好き」 既にキスをし、彼女の想いは分かっていたが、それでも改めて言われると嬉しかった。リトは陶然として言う。 「なんか‥夢みたいだ‥」 「私も、夢を見ているみたい‥」 そして二人は自然と、キスをする。甘い、蕩けるような感触。 空の色が変わり始め、部屋を抜け出していることを思い出すまで、二人は何度も口付けをした。 帰る時、二人はどちらからともなく手を繋いだ。 付き合い始めてから一ヶ月、彼らは不器用で、一生懸命な恋をしていた。 これまで恋愛をしたことがなく、両者共に純情で奥手であったため、幸か不幸か健全な付き合いが進んでいた。 しかし、そこは若者同士。現状に満足していたわけではない。もっと進んだ恋愛もしたいと思っていた。 互いの肌に触れ、感じ合い、貪りあう。すなわちセックス。血気盛んな二人も当然それに興味を持っていた。 しかし、リトは春菜にそんな事を言えるほどの度胸と甲斐性がなく、春菜からそんな事を言えるはずもない。 両者共に、何らかのきっかけを待っていた。相手をその気にさせるきっかけを。そして金曜日、お約束の如くそれは来た。 リトの側ではララと美柑が、友達の家に泊まりに行った。土日を丸ごと使って遊ぶらしい。 春菜の側では両親が親が親戚の家に用事で出かけた明日1日家を空けることになった。 これはチャンスだ。何とかして相手側を説得して、家に招待しよう。そう思った二人は機を見て話しかけた。そして共に唖然とした。 いくつか言葉を交わし、リトの家で一晩過ごす事になった二人。 リトはあまりのご都合主義な展開に、脳が付いていけなかった。誘うまで考えていた、二人で過ごすことの意味、本命まで忘れていた。 夕方、春菜はリトの家を訪れた。 リトは夢心地のまま、春菜を迎え入れる。春菜はとある期待を胸に家に入る。 その後、話しをしたり、春菜の料理を嬉し涙を流しながら食べ、その様子を嬉しそうに見守ったり、楽しい時間を過ごす二人。 そして、春菜が入浴に行くのを当然のように見送るリトはそこでふいに目を覚ます。 春菜がお風呂から上がった後、どうするのか。当然自分も風呂に入るのだろう。 それにも興奮するものの、問題はその後だ。彼女は当然家に泊まるだろう。二人っきりで過ごす夜。 ようやく思い出す。Hしたくて、家に招待したのだ。なのに、その事を言っていない。 『今、急にそんな事を言って拒否されたらどうしよう。いやでも恋人の家に泊まるくらいだから彼女の方も‥』 思考の堂々巡り。都合のいい妄想とと自虐的な想像の狭間で悶々としていると、いつの間にか春菜が風呂から上がって来ていた。 若干濡れた髪に上気した肌。リトはその姿を見て、思わず口にする。 「さ、西連寺!!Hしよう!!」 リトはこの時ほど自分の愚かさを呪った事はなかった。 しかし、しばらく驚いて呆然としていた春菜が口にした言葉は――― 二人っきりの部屋。これから行われる行為を想像し、顔を真っ赤にしてリトは聞く。 「ほ、本当に…いいの?」 「…うん」 絞り出すように声を出す春菜もリト同様顔が赤い。 その言葉にリトは硬直する。自分の一言一言に反応する彼を見て春菜は自然と笑みがこぼれる。 「そんなに緊張しなくても良いよ」 「あ、いや…そりゃ、そうだけど…」 そう言った春菜も、リトほどではないにしろ緊張している。 二人はもうデートもしたし、キスもした。純情な二人にとってはそれだけでも恋人というには十分だ。 しかし、これからすることはそれらより一線越えたところにある行為。緊張するのも無理はない。 それでも、私はもう覚悟を決めたのに…と春菜は思う。誘ったのはリトの方なのに彼の方に今更躊躇われても困る。 「結城君‥本当、大丈夫だから‥ね?」 そう言って彼を見つめる。 しばらくそのままでいると、やがてリトも、覚悟を決めたようだ。 その勢いのまま、彼は言う。 「じゃあ、服‥脱ごうか?」 その一言に春菜はさらに顔を赤らめる。しかし、その口から拒絶の言葉は出ない。 彼の目の前で、服を脱ぎ始める。少し遅れて、リトも服を脱ぐ。 恥ずかしさから顔を背けつつ、それでもちらりと見た彼女の素肌は綺麗だった。それを、そのまま口にする。 「西連寺、すごい…綺麗だ」 その一言に春菜は若干身体をリトの視線から守るように傾ける。しかし、 「あ…ありがとう…」 胸の内では好きな人が綺麗だといってくれた事の嬉しさで一杯だった。 やがて、二人は全ての服を脱ぎ終え、自らの裸体を想い人に晒す。 春菜は恥ずかしさのあまり、手で胸と秘所を隠し、顔を背ける。 リトはその姿に惹きつけられ、ただ春菜を見つめる。男性器が自然と勃起する。 その様子を横目で見た春菜が小さい悲鳴を上げる。 「えっ?あ…きゃあっ!!」 「西連寺…?おわっ!!」 自分の世界からようやく帰ってきた彼は自分のソレに気付く。隠すかどうか何故か迷い、とりあえず、春菜の方を見ると 彼女は握り拳を作っていた。身体は震えている。これはまずい、何とかしなければとリトは理解した。 様々な脳内選択肢の中から彼が選んだのは、勢いのまま彼女をベッドに押し倒すというものだった。 押し倒された春菜は、驚いて、目を見開いて思わず叫ぶ。 「ゆ‥結城く!!‥んっ‥」 しかしリトは春菜の言葉をキスで封じる。 しばらくの間その体勢のままでいると、ふいに春菜の身体から力が抜ける。 それを確認して、リトは口を離す。 「西連寺…」 「結城君…」 二人は見つめ合う。そしてリトは言う。 「する、よ?」 短い言葉。しかしそれで春菜には十分だった。万感の思いを込めてただ一言。 「うん…」 言い終えるとキスを求めて目を閉じる。しかしリトは、勇気を振り絞ってもう一歩進む。 「ん‥?んっ!?」 彼女を押さえつけると、思い切って舌を入れるとすぐに彼女の舌とぶつかった。そのまま彼女の舌を舐める。春菜の身体が強張る。 不思議な温かさと彼女の味にリトはすぐに虜になった。夢中で彼女の口内に舌を這わせる。 頭の中にくちゅくちゅという音がする。春菜は最初は抵抗しようとしていたが、やがてされるがままになった。 しばらく舐め続けると、いよいよ息が苦しくなりだして、リトは彼女の唾液を舌で掬って飲み込む。そして口を離す。ごくんと喉が鳴る。 最後に自分の口内を思い切り吸われたこと、喉の音に春菜は、自分の唾を飲まれたことを悟る。 「ふぅふぅ…あ、ゆ、結城君。私の…飲んだ…の?」 リトは喋るのも億劫なのかこくりと肯くことで肯定する。 「や、やだぁ…そんなの…」 顔を背ける春菜。性知識に乏しい彼女でも流石にこの行為は知っていたが、甘いキスしてこなかった彼女には、実際にするのはショックだった。 そんな彼女にリトは息を整え、言う。 「Hの時にするキスなんて大抵これだよ。それに、西連寺の唾、凄く美味しかった」 彼も青年向けの本で得た知識しか持っていないが、春菜の初心な反応を見て何とかリードしていこうとする。 もう一度キスをする。今度は春菜も抵抗しなかった。音を立てて舐め、吸いながら、リトは自分の舌に唾液を溜めて、春菜の口内に送った。 「ん~っ!!」 春菜は目を見開く。その顔に若干の嫌悪感が浮く。リトはその顔に少し後悔するが、それでも離さない。 やがて、ごくんと飲み込む。リトはようやく顔を離す。 「どう、だった?」 その問いに春菜は答えない。 「私、結城君の…」 そういい、唇に指を当てる。その顔には嫌悪感はなかった。ただ、愛しい人の唾液が喉を通った感触と、味を反芻する。 その様子にリトは一層興奮する。欲望の赴くまま、彼女を味わう。 「胸…触るよ?」 「えっ、あっ!!ゆ、結城…くぅん。いきなり、そんな…んっ」 先程のディープキスで感じていた彼女はリトの攻めに敏感に反応した。 胸を上下左右に揉まれ、小さい胸は、形を変える。リトが手を動かしている内に、何度か先端を擦り、徐々に乳首が充血していった。 「あっ!!西連寺の乳首…固くなってきた…」 「ん、ふぅ…だってぇ、結城君の手が擦れて…か、感じ、ちゃうよ…」 お世辞にも上手いとは言えないリトの攻め。それでも、初体験の彼女には十分な刺激だった。 充血した乳首、ピンク色のソレにリトは釘付けとなる。 「ハァ、ハァ、さ、西連寺のここ、すごい綺麗で、エッチだ…」 そう言いながら片方の乳首を口で、もう片方を指で弄る。 舐めるたびにぴちゃぴちゃという音が聞こえ、春菜の羞恥心を煽る。 「や、やぁ…そこぉ、ん、ふあぁ。舐めないでぇ…」 指で擦られ、充血しきった乳首を少し力を入れて摘む。グミのようなその感触がリトを夢中で攻めさせる。 「んあっ!!あ、うぅ…そこ、だめなの…んくぅ、ゆ、結城君…もうやめ…ふ、あああぁぁあ!!」 泣きそうな声で春菜は懇願する。全てが始めての感覚だった。自慰の時とは違う。愛しい男性の指、舌での行為は春菜の感覚を狂わせる。 リトが動くたびに擦り付けられる彼の男性器も熱さが、彼女を熱く、敏感にする。リトは気付かないが、春菜は何度か軽い絶頂に達していた。 春菜の秘所は既に濡れ始めていた。彼女は無意識に太ももを擦る。 その動作にリトはようやく、そこの存在に気付く。そして、自分の性器がどれだけ彼女の穴を求めているのかも。スイッチが入る。 「西連寺、入れる…よ?」 こう言ったのは彼の精一杯の気遣いだった。初めては女性にとってとても痛いものだと聞いている。春菜の苦しむ顔は見たくなかった。 しかし、この欲望はもう抑えきれないくらい大きい。だから、せめて彼女に心の準備の時間を作る。彼女もきっと――― 「はぁはぁ、あっ?……う、うん。いいよ。結城…く、ん」 一つになることを望んでいるから。 くちゅり、という音と共にリトのそれは入っていく。最初の感触にすんなり入るかも?と思うが、すぐに強烈な締め付けが襲い掛かる。 「う、あっ…さい…れんじ…き、キツイ、少し、力抜いて…」 「う、あぅ、ゆ、うき、君…ん、熱い…っ!!」 少しずつ挿入れていく度に肉棒に纏わりつく彼女の膣。もうそれだけでイってしまいそうだ。 対して春菜は想像以上のキツさに感じている余裕はなく、彼に心配をかけないよう痛みに耐えるだけで精一杯だった。 ソレに気付いたリトは、それでも止められない。痛くしないようなどという器用な真似も出来ない。 「ご、ごめん、西連寺…我慢、してくれ」 もう自分のソレに膜が当たる所まで来てしまった。リトは無意識に勢いをつけ、処女膜を一気に破る。薄い膜をブツッと破る感触。 「ん!!い、んっっっっ!!」 春菜は突然襲ってきた激痛にかろうじて、口を閉じる事で悲鳴を上げないようにするのが限界だった。その目からは涙がこぼれる。 リトは無我夢中で彼女にキスをする。ディープではない。せめて痛みが和らぐよう。優しいキスを。 手は胸に触れ、少しでも彼女が感じるように、激しく責める。 腰を動かす気にはなれなかった。彼女のキツく、蠢くような感触に興奮しながらも、それでも彼女への優しさが勝る。 二人がしばらくそのままでいると、ようやく春菜少しずつ痛みが治まってくる。 リトが口を離すと涙目の春菜はそれでも笑ってリトを見上げると、言う。 「ん‥もう…動いても、だい、じょうぶだよ」 どう見ても大丈夫ではない。しかし、その言葉にリトは頷く。 このまま中途半端でいても痛みが長引くだけだ。彼女を楽にする為にも、動いて、早めに慣れされるしかない。 まだキツイ彼女の膣の中を動くのは大変だった。彼自身が先にイってしまいそうだった。しかし、初体験でそんな事はしたくないとリトは思っていた。 イク時は二人で一緒に、という彼らしい純粋な甘い幻想。その為に、必死に快感に耐えて、自分が得る快感を相手にも与えようとする。 じゅっ、ぷちゅっという音と共に、少しずつ動かしていく。元々濡れてはいたので、程なくして、彼女の膣はリトの肉棒の大きさにも順応してきた。 処女膜を失った痛みはまだ残っているが、キツさはそれほど感じなくなっていた。 「ん…ふあぁ、ゆうき…くぅん」 痛みがなくなってから、快感が身を包むまでそれほど時間はかからなかった。リトに全身を責められ、震える。 胸に顔を押し付けると、汗で濡れる胸を舐め、しゃぶり、乳首を軽く噛む。 利との動作一つ一つに,春菜は嬌声を上げる。 その声に押されるように、リトは腰の動きを激しくさせていく。春菜をもっと感じさせたい。春菜を感じたい。 「あ、んんっ、は、はげしいよぉ、あぁ、ああぁぁあん!!」 理性を解き放つと、今まで意地で乗り越えた波がすぐに来た。今度はそれに逆らうつもりはない。 春菜は目を見開き、叫ぶ。もう、限界だった。 「結城、君!!わたしぃ、も、もう…イッちゃ…んんぅ!!」 避妊など考えなかった。彼女の膣に出したいという欲望そのままにリトも同時に絶頂を迎える。 「は、春菜ちゃん!!俺も、イ、ク!!チュッ」 キスをすると同時に強烈な締め付けを感じる。その刺激をうけ、リトは溜めていた欲望を吐き出す。 猛烈な虚脱感に襲われ、リトはそのまま春菜の上に倒れ込み呼吸を繰り返す。春菜も同様なのだろう。目を閉じて、息を整えている。 ふいにリトは口を開く。 「好きだよ。西連寺さん」 その言葉に春菜は 「私も、好き。結城君」 一つになった二人は今、幸せの絶頂にいた。 「結城君」 「何?」 二人は今裸のままベッドにいる。首だけを向かい合わせて、近い距離で二人は話す。 「私のこと…『春菜ちゃん』って呼んだね」 「あ…それは、その…」 リトは前々から彼女の事を名前で呼びたかった。完全に余裕を失ったため、つい口を滑らせてしまった。 「これからは、せめて二人きりの時だけでも、そう呼んで欲しいな」 微笑と共に言う。 「…うん。分かった。さいお…春菜ちゃん。」 自然に言うのはまだまだ無理だろう。意識して、使っていく。 出来れば俺の事も、とリトは思うが恥ずかしいさから何となく言えない。 しばらく沈黙が続く。居心地のいい甘い雰囲気の沈黙。 ふと、春菜は欠伸をする。同時にリトにも不意に眠気が襲ってくる。相当体力を使ったからだろう。その眠気に今は逆らえなかった。 「もう…寝よっか?」 「ええ…お休みなさい」 その言葉を聞くと同時に、耐え難い眠気が襲い掛かる。意識が沈んでいく中、声が聞こえる。 「リト君。好きだよ…」 「―――……」 何かを口にしたが、それが何なのか分からないまま、リトは眠りについた。 「……はっ!!」 不意にリトは目を覚ました。 「えっと…俺は昨日…は、春菜ちゃんは!!」 隣を見るが誰もいない。目に付いた時計は6時を差している。 ふと自分の格好を見ると、しっかりパジャマを着込んでいた。 「ゆ、夢…か、ははは、そうだよな。あんな展開、ある訳ないしな」 どうってことない、と思いつつ、世の全てに絶望したような顔で一人ごちる。ちょっと涙目。 「あのまま、眠っとけば良かったなぁ」 そうすれば、続きが見れたかもしれないのに。 廊下に出ると、卵が焼ける良い匂いがした。 「美柑の奴。もう朝飯作ってんのか。」 階段を降り、台所に入る。 「ふぁ~、おはよ~」 我ながら情けない声で朝の挨拶。しかし、台所に立つその姿を見ると一気に眠気が覚める。 「おはよう。リト君。今ご飯作ってるから、待っててね」 「………」 言葉が出ない。昨日の事は本当だった。自然と笑顔になり、リトは言う。 「ありがとう。春菜ちゃん」 パジャマは寒かったので寝ぼけながら着た。そんな経験。誰にでもある。
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Xmas紀念Combo Movie -片恋いの月 never no astray- AC YouTube http //www.youtube.com/watch?v=NI5jQqgZjlI ワラキアの鴨音?! 總集篇 AC YouTube http //jp.youtube.com/watch?v=-c6_Ixw420c nico http //www.nicovideo.jp/watch/sm5495709 MBAACC 1.07 ワラキアの夜 連段 and NETA集(新月) CC YouTube http //www.youtube.com/watch?v=_PA8NIpaU84 nico http //www.nicovideo.jp/watch/sm17306719 ニコニコのほうがコンボが多い。
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[部分編集] 通称 出演作品 M-1☆(依神紫苑、メルラン・プリズムリバー)D4DJ(女生徒) [部分編集] 概要 M-1☆で依神紫苑を演じた声優。 [部分編集] +M-1☆での活躍 [部分編集] ニコニコでの扱い [部分編集] 本スレでの扱い [部分編集] 実況での扱い [部分編集] 主な持ちネタ
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プルルル♪ 春菜はベッドから体を起こし携帯を手に取る。 「ララさんから?」 ピッ 「あ、もしもし春菜ー?あしたね、クラスのみんな誘ってプール行かない?」 「プール?」 「新しくオープンしたところがあるんだって!リトも行くって!」 「!」 突然のプールの誘い、しかもリトも行くという言葉に心を躍らせた春菜だが、すぐに顔を曇らせる。 「ありがとう、ララさん。でも私少し風邪気味で行けないんだ……」 「そっか……ごめんね、春菜」 「んーん、そんなことよりララさん、楽しんできてね?」 「うん、ありがとう春菜。それじゃお大事にね」 プツッ 「はぁ……いいなぁ、ララさん。結城くんとプールかぁ……」 春菜は羨ましそうにそうぼやいた。 ―――その頃結城邸では…… 「春菜、プール行けないってさ」 「えっ!なんで!?」 予想外の出来事にリトは素っ頓狂な声をあげる。 「風邪引いてこれないんだって。大丈夫かな、春菜……」 「そんな……」 ララとリトが心配そうな、残念そうな顔をしていると美柑がリビングからひょこっと顔を出してララに訊く。 「ララさん、春菜さんなんだって?」 「春菜ね、風邪引いてこれないんだって」 「そっか、お気の毒にね……ん?」 美柑がふとリトに目をやると、何か深刻そうな顔をしていることに気づく。そしてリトが何を考えているのか察する美柑。 「ねぇ、リト」 『春菜ちゃん、大丈夫かな……風邪って、もしかしたら最近流行の新型インフルエンザなんじゃ……』 「ねぇってば!」 「ハッ!?……なんだ、美柑?」 「なんだ、じゃないわよ。あんたは春菜さんのお見舞いに行きなさいよ?」 「えっ?」 「へっ?」 美柑の発言にリトとララが同時に驚きの声を上げる。 「あんたのその様子じゃ春菜さんが心配でたまらないんでしょ?」 図星を突かれ焦るリト。 「なっ!?べ、別にそんなことは……」 言い訳をするリトをよそに美柑は続ける。 「そんなんじゃプールきても溺れるがオチだよ、きっと。」 「溺れるってオレは何歳児扱いだ……」 「そんくらい今のあんたはぼーっとしてて危ないって言ってるの。ララさんには悪いけど……行ってあげなよ」 ララは全然!といった顔と明るい声でリトを後押しする。 「リト、いつも私と一緒にいるしたまには春菜のとこにも行ってあげてよ?」 「いいのか、ララ?」 「うん……少し残念だけど、春菜と約束したし」 「約束?」 「ううん、こっちの話しだよ」 「じゃあ行かせてもらうかな。よし、じゃあまずは電話しないと」 そういって携帯を取り出すリトを美柑は止める。 「ストーップ!」 「ん……?オレなんかした?」 不思議そうな顔をするリトに美柑は耳打ちする。 「そーゆーのは突然こられたほうが嬉しいもんなんだよ、リト」 「へ?そしたら迷惑じゃないのか?」 女心がわからないリトの鈍感さに美柑は呆れた顔をしながら答える。 「あのね……そんなことしなくても、女の子は待ってるものなんだよ?」 それが好きな男だったらなおさら、と美柑は心の中で呟く。 「でもオレ……」 なかなか納得しないリトについに美柑は業を煮やした。 「いいからあんたはさっさと行ってきなさーい!」 リトはすぐさま準備をし、半ば追い出される形で家を後にした。 「ごめんね、ララさん」 「ううん……私、春菜と一緒にがんばるって約束しておきながらリトとずっと一緒に居て悪いなって。だからいいの。そんなことより、リトと春菜の分も楽しまないとね♪」 「ララさん……うん、今日はいっぱい楽しもうね!」 ――――――――――― そして春菜の家の前についたリトは一人悶々としていた。 『ううっ、きたのはいいけどいざとなると緊張する……』 扉の前で行ったり来たりしているリトは挙動不審極まりない。しかしリトは美柑の言葉を思い出すと意を決し、チャイムを鳴らした。 ピンポーン♪ 「はい?」 チャイムからは知らない女性の声がしたが、リトは落ち着いて言った。 「あ、西連寺さんのクラスメイトの結城と申します。西連寺さんが風邪を引いていると聞いてお見舞いに上がりました」 リトがそういうと少ししてから扉が開いた。すると中からはラベンダーのようなきれいな紫色の髪をした女性が現れ、リトを中へ招き入れる。そしてリトを席に座らせ冷たい麦茶を出す。 「あの、西連寺さんは?」 「今は部屋で寝てるわ」 「そうですか……」 「君、結城君っていったっけ?」 「あ、はい。突然お邪魔してスミマセン……」 やっぱ電話すればよかったかな、リトはそう思っていると秋穂は言った。 「へぇ~、君って優しいのね?話しに聞いたとおりだわ」 「え?」 「春菜ったら帰ってくると君の話しかしないのよ。」 「えぇ!?」 あの春菜ちゃんがなんでオレの!?とリトはひどく驚いた。 「それでどんな子なのかなーって思ってたけど礼儀も正しいしそれに……ふぅ~ん」 秋穂は一人納得すると時計を一瞥し、席を立ちながら続ける。 「ごめんね、結城くん。私これから仕事なの」 そう言うなり鞄を手に取り玄関へ向かう。 「あ、じゃあ僕もそろそろ……」 リトも席を立つ。が、 「悪いけど結城君は春菜のそばに居てくれない?」 リトを引き止めるように秋穂は言った。その言葉リトは絶句するが、秋穂は続ける。 「学校じゃどうかわからないけど、春菜って昔から寂しがり屋でさ、だからお願いね?」 「え!?でも西連寺がイヤだったら……」 「そんな訳ないじゃない♪じゃ、よろしく頼むね♪」 そういうや否やリトの返事を待たずに家を出る秋穂。 「え……オレ……」 取り残されたリトは麦茶を一気に飲み干し、とりあえず春菜の部屋に行くことにした。 「西連寺、入るよ?」 扉を軽くノックし、そう言ったリトは春菜の部屋に入る。 そこにはすぅー、すぅーと穏やかな寝息を立てるパジャマ姿の春菜がいた。 『春菜ちゃん……すごいかわいい……』 リトは春菜が寝てるベッドの端に腰掛ける。そして春菜にしばらく見惚れていると急に春菜は苦しそうな声で寝言を言った。 「ん…結城くん……お願い……行かないで……行かないで!」 悪夢にでも魘されていたのか、ガバッと春菜が起きる。春菜の視界にはぼやけながらもリトを捉えた。 「え…あれ?え!?結城くん!?どうしてここに!?」 プールに行ったはずの想い人が自分の家に居るというありえない事態に少しパニックに陥る春菜。 「落ち着いて、西連寺!……お見舞いに来たんだよ」 「え……?」 その一言で落ち着きを取り戻す春菜だが、それでも驚いた表情をしている。 「ごめん、何の連絡もなしに。嫌だった?」 「ううん、そんなことない……。でもララさんたちとプールに行ったんじゃ……?」 「そのことなんだけどさ、オレ行くのやめたんだ」 「え!?どうして?」 「その……西連寺のことが心配だったから……」 春菜の疑問に顔を赤らめながらも答えるリト。 「え……」 「そ、それより風邪はどうなんだ?」 「うん、もう熱は引いてるから大丈夫だとは思うけど」 それを聞いたリトはほっとする。 「よかった……本当に心配だったんだ」 「ありがとう、結城くん……でもプール行かなくてよかったの?」 「あぁ……西連寺がいないのに行ったって意味がないと思って……って、あれ?」 リトの口からぽろっと本心がこぼれる。それを聞いた春菜は即座に考えた。 ララのプールの誘いを断ってまでお見舞いに来てくれたことと今の発言。 もしかしてリトも私のことが好きなのではないか? という考えに辿りつき、そしてこの状況はチャンスだと春菜は思った。 そして春菜は賭けにでようと考えた。今ここでリトに告白してしまおうと。 もしOKなら晴れてリトと恋人になれる。ダメだったのなら自分は退いてララの応援に徹しようと。 ララには悪いが、恋なんてものはどちらかが前に出ないと始まらない。そしてこのままの関係では一生埒が明かない、そう春菜は考え決意した。 そして春菜が考え込んでる間に、リトは今の発言に気まずいと思ったのか撤回しようとした。 「ごめん西連寺、今のはそんな意味で言ったんじゃ……」 「本当にそう……なの?」 「へっ?」 リトは春菜の目を見ると、その瞳にはうっすらと涙が浮かんでいる。 「!?」 リトはまさか、と思う。しかしそれは確信に変わった。秋穂の言っていたこと、今の春菜の問い、素振り。リトはまさかが確信に変わり、覚悟を決めて言った。 「いや……違う。オレは西連寺のことが好きだ」 「ほんとうに……?」 「あぁ。中学の時から……」 「うれしい……私も中二の時から好きだったんだよ?結城くん……」 春菜の瞳からは喜びのあまり涙が溢れ出す。そんな春菜を見てリトは安心させるかのようにゆっくりと抱きしめ、胸に顔を埋めさせる。 「……ごめん、オレ鈍感で」 「んーん、そんなこと言ったら私のほうだって……だからお互い様、ね?」 「春菜ちゃん……」 春菜の潤った瞳での上目遣いによりリトの理性を保っていた鎖が千切れる。それは春菜も同じで、名前で呼ばれたことにより理性が吹っ飛んでいた。そして見つめ合い、どちらからともなく唇を交わす。 「ん……」 唇が触れている時だけの甘い感覚に二人は酔いしれ、虜になる。幾度となく触れるだけの繰り返す。そしてそれ以上の感覚を味わいたいと、二人は舌を絡め始める。 「ん…ふぅ…んっぷ…ちゅるっ……ぷはぁ…」 組んず解れつの濃厚なキス。しばらくしてリトは舌を離すと春菜の肩を掴みベッドに優しく押し倒す。 「オレ……春菜ちゃんが欲しい……」 「結城くん……私ももう我慢できそうにないよ……」 そう言うなりリトの首に腕を回し顔を引き寄せ再び口づけをする。 「ん…ちゅぱ…ふぅん…んぅ…」 リトと春菜は互いの口内を味わい舌を啜り合う。その間にリトは春菜のパジャマのボタンを外して服を脱がしていく。すると小振りながらも形の整った、きれいな胸が露わになる。そして存分にキスを堪能した二人は次のステップへ移ろうとする。 「ね……結城くんのも見せて?」 「うん」 言われるがままにリトは身につけているものを外していく。春菜も残った衣服を脱いでいく。 そして二人は一糸纏わぬ体になり、リトは再び春菜に覆い被さる。リトの目には生白い体、うっすらと日焼けした肢体がうつる。 「春菜ちゃんの体、すごく綺麗……」 手をゆっくりと這わせその小振りな胸を揉みしだく。 「ふぁ…ぁあん…やだ、くすぐったい…あっ…」 「春菜ちゃんの胸、すごい柔らかくて暖かくて…気持ちいいよ」 胸に夢中になっているリトは桜色の乳首にしゃぶりつく。 「ひゃっ…んぅ…そこ…ダメぇ……」 そんな春菜を見て乳首を重点的に、先程よりも激しくしゃぶり愛撫を続ける。 「ダメだってばぁ……あっ!そんな激しく!だめ、イッちゃうっ!ひゃあああぁぁっ!」 体を弓なりに反らし春菜は果てた。 「はぁ…はぁ……結城くん……お願い……」 「うん……」 リトは自分のそそり勃つ男根を春菜の秘所にあてがうと春菜に訊く。 「初めてだから優しくできないかもしれないけど……いい?春菜ちゃん」 「うん……きて、結城くん……大丈夫だから」 そういう春菜の顔は少し怯えているようにも見えなくもない。だがリトは出来る限り優しくしよう、そう誓った。 「痛かったら言ってな?」 「うん……」 「春菜ちゃん、好きだよ……」 春菜の額にキスを落とすと、リトは男根を挿入した。 「ん……んんっ!」 必死に堪えようとする春菜だが、予想以上の痛みに顔を歪める。 「ごめん、春菜ちゃん!やっぱり……」 「お願い、結城くん!抜かないで!」 「でも……」 春菜を心配して男根を引き抜こうとするリトに春菜は足をリトの太股に絡め制止させる。 「私も結城くんが欲しいの……結城くんのすべてが……」 「春菜ちゃん……わかった」 心の内では納得のいかなかったリトだが彼女の気持ちに応えようと男根を少しずつ奥へと進めていった。 「全部入ったよ、春菜ちゃん」 「はぁ…はぁ……私の中、結城くんのでいっぱい……」 痛みとうれしさ、その両方で涙を流す春菜。 「ごめん、春菜ちゃん……痛いよね」 リトは春菜に謝りながらもなんとか春菜の痛みを紛らわしてやろうと体をぎゅっと抱きしめキスをする。 「痛いけど……でも、それ以上にうれしいの。すごい幸せ……」 「春菜ちゃん……うん、オレもすげー幸せだよ」 二人は抱きしめ合ったまま、その幸福感を噛みしめる。しかし動かなくてもリトの男根に千変万化の快感を与えてくる春菜にリトは射精感に襲われるが、必死に耐える。 『春菜ちゃんが必死に痛みを我慢してたのにここでオレがイッちゃったら立つ瀬がねーって!でもやばい……』 「結城くん……?」 「な、なに?春菜ちゃん」 「もう動いても大丈夫だよ」 「えっ?でもまだ痛みが……」 「んーん、もう痛くないわ。それに……」 「?」 「動いてもらったほうが気持ちいいかも……」 「わかった、じゃあ動くよ?」 春菜の承諾を得てゆっくりと腰を動かし始めるリト。 「あ…はぁ、ん…んんっ!」 春菜も感じているのを確認するとだんだんとスピードをあげていく。 「ひゃぁっ!ふぁっ!あぁんっ!激しっ、すぎだよぉ……!」 「春菜ちゃん…っ、オレもう……っ」 「んあぁっ!結城くんっ!中に……っ、全部ちょうだいっ!」 「春菜ちゃんっ!」 「結城くぅんっ!」 二人は互いの名前を呼ぶと同時に果てた。 「はぁ…はぁ……あっ!!」 「どうしたの春菜ちゃん?」 急に大声を上げる春菜にリトは少し驚く。 「そういえばお姉ちゃんが居たんだった……」 「大丈夫だよ、春菜ちゃん。お姉さんなら仕事行くってさっき出ていったよ?」 「よかったぁ……」 優しく諭すようなリトの口調と言葉に、不安そうだった春菜の顔がすぐに安堵のものへと変わる。 「そういえば春菜ちゃん」 「なぁに、結城くん?」 「さっき魘されてたみたいだけど……どんな夢を見てたの?」 「……結城くんがね、どんどん遠くに行っちゃう夢を見てたの。どんなに大声で呼んでも、手を伸ばしても遠くに行っちゃうの……」 「そっか……」 リトは春菜を安心させるように優しく包み込むように抱きしめ言う。 「ごめん……でももう大丈夫だから……もう二度とそんな思いはさせないから……ずっと傍に居る、離さないから」 「結城くん……!」 春菜は感極まり、嬉し涙を流しながらもリトをぎゅっと抱き返す。しばらくして、リトは春菜の肩を優しく掴むと体を少し離し、ゆっくりと口を開く。 「こんなことしといて今更なんだけどさ、」 「?」 途中で言葉が止まったリトを不思議に思い春菜はリトの目を見る。するといつになくリトの真剣な瞳が春菜の瞳に映る。そしてリトは春菜の瞳を見据えて言った。 「オレと……付き合ってください」 「……! はい……。」 春菜はリトの言う付き合うという言葉の意味を理解するとリトに飛びついて満面の笑顔で快諾した。 「これからもずっと一緒だよ?結城くん……」 「あぁ……ずっと、ずっと……」 「結城くん……」 「春菜ちゃん……」 今まですれ違っていた想いがやっと通じた、そう再び確信した二人は口づけを交わす。一度、二度。そうして何度かしているうちにだんだんと舌を、唾液を絡め合うディープキスへと変わる。その後も二人は先程みたく、本能の赴くままに互いの全てを求め合った。 そして時間も忘れて楽しんでいた二人が我に返ったのは、秋穂がドアの鍵を開ける音だったという。
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さいれんじ あき カバー曲一覧 曲名 収録・音源 他ボーカリスト 夕暮れジェンヌ web番組『クマの湯おけ!』 北山満理奈
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登録日:2021/01/03 Sun 17 57 34 更新日:2024/06/13 Thu 15 05 18NEW! 所要時間:約 4 分で読めます ▽タグ一覧 Snow glasses THE_IDOLM@STER にゃんともラブリー まぁまぁ眼鏡どうぞ アイドルマスター アイドルマスターシンデレラガールズ アッパーテンション's クール組 グラスフルワールド グラッシーハルナ サイバーグラス シンデレラガールズ バーニング・バスターズ ブルーナポレオン ブレイブパーティー メガネガチ勢 ロワイヤルスタイルNC 上条春菜 出身地を福井(鯖江市)と間違えられるメガネ 愛猫家 春恋フレーム 猫好き 眼鏡 眼鏡っ子 長島光那 静岡県 高校生 あの、あの、プロデューサーさん。まずは外見のプロデュースということで教えて欲しいんですけど、アタシの眼鏡…どうですか? 正直に、本当の事、教えてください! 上条春菜(かみじょう・はるな)とは『アイドルマスター シンデレラガールズ』に登場する眼鏡っ子アイドルである。 【プロフィール】 タイプ:クール 年齢:18歳 学年:高校3年生 身長:156cm 体重:42kg 3サイズ:79-56-80 誕生日:4月10日 星座:牡牛座 血液型:O型 利き手:右 出身地:静岡県 趣味:猫と縁側でお昼寝 CV:長島光那 【概要】 まぁまぁ眼鏡どうぞ 稼働初期から活躍するアイドル。 なお彼女の代名詞である上記の「眼鏡どうぞ」は、シンデレラガールズ劇場の記念すべき第一話のものである。 彼女のセールスポイントは、萌え要素としては古来より存在する「眼鏡っ子」である。 当ゲームには他にも眼鏡着用者は存在するが、春菜の眼鏡愛は飛びぬけている。 口を開けば眼鏡の話が飛び出すのは勿論、特訓後のアイドル衣装で眼鏡を外すアイドルは数多くいれど、春菜は断固として眼鏡は外さない。 他にも猫好きという属性もあるが、眼鏡愛が凄すぎて目立たない。 デレステでは、一般論の見地から眼鏡を外した方がウケが良いと判断し、当初は自分を偽る形となる裸眼姿でオーディションを受けていた。 その後プロデューサーと出会い本来の眼鏡スタイルを貫く事になる。 年下であっても敬語で会話し、基本的には朗らかで優しい性格ののんびり屋なのだが、眼鏡トークのせいでテンションの高いキャラだと勘違いされがち。 最初の服が猫Tシャツである等、服のセンスにはあまり自信がない模様。 プロデューサーの事は「眼鏡の良さがわかる同士」という認識らしく、かなりの信頼を置いている。 【上条春菜の眼鏡愛】 寝る時にかけるための眼鏡を持っている 寝返りをうっても割れないのだろうか。 熱い汁物が苦手 猫舌なのか眼鏡が湯気で曇るからなのか。 色眼鏡で物は見ない 流石の彼女でもかけてはいけない眼鏡はわかるようである。 MCをやる際にメガネの話をしないと宣言し、5秒持たないと言われる。 結果はその通りである。 目付きが悪いのを気にする関裕美に、眼鏡を与えようとする。 そういう意味ではない。 【関連アイドル】 松本紗理奈 荒木比奈 川島瑞樹 佐々木千枝 春菜の特訓後の衣装「ブルーナポレオン」を着た4人で構成されたユニットのメンバー達。 特に比奈とは眼鏡同士でもあり、アイドルトーク相手でもある。後に2人で「サイバーグラス」というデュオユニットを結成した。ちなみに誕生日も近い。 ただし比奈はサイバーグラス以外でのアイドル活動では基本的に眼鏡を外すスタイルなので、そこは納得いかない模様。わかるわ 前川みく ご存じ猫チャンアイドル。 春菜とは猫好き仲間である。ちなみにみくも仕事外では眼鏡着用者である。 後にもう1人の猫好きアイドルである佐城雪美と一緒にトリオユニット「にゃんともラブリー」を結成した。 クラリス 大和亜季 依田芳乃 相馬夏美 北条加蓮 乙倉悠貴 市原仁奈 春菜が思う「絶対に眼鏡にすべき」アイドル達。 【メディアミックスでの活躍】 2015年のアニメ版では第2話から登場(1話では記事のみの登場)。 ブルーナポレオンのメンバーとして島村卯月達とすれ違う形で登場し、「眼鏡トークのおかげですかね」と台詞まで発した。 ここが彼女の初ボイス実装であり、全国のPがこのサプライズに驚愕した。 その後もちょくちょくモブとして登場し、最終話のステージでは観客にメガネを普及しようとしていた。 アニメ版『シンデレラガールズ劇場』ではオリジナル回の11話にて、 「劇場版 鋼鉄公演きらりんロボ -決戦!グラッシー帝国-」予告編」にて全人類眼鏡化計画をもくろむ悪の首領、「グラッシーハルナ」という役を熱演。 「拘束のまゆ」「グラスザニンジャあやめ」「魅惑の奏」という3大幹部を従え、バーニングヒーロー茜達と戦った。 そしてきらりんロボに対し、最終兵器「グラッシーロボ」に搭乗して戦った。 このロボ、『スーパーロボット大戦X-Ω』のデレマスコラボにてプレイアブルユニットとしても参戦している。 その他、EDの1つ「エチュードは一曲だけ」を渋谷凛・神谷奈緒・神崎蘭子・三船美優と共に歌っている。 一迅社のコミックアンソロジーでは、あの眼鏡っ子好きで有名な磨伸映一郎の作品でメインを張った。 春菜が他の眼鏡アイドルに自分がもらった仕事を当てさせようとするが、「まず出身地を鯖江市(*1)と勘違いされる」 「静岡つながりでキャプ翼やコロ助を連想される」等散々な勘違いをされ、最終的にキャットフードの仕事だと打ち明けた。 【楽曲】 春恋フレーム 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS EXTRA! Sing the Prologue♪」に収録された春菜のソロ曲。 『シンデレラガールズ劇場』で発表された初の曲でもある。 Snow Wings 『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』オリジナル楽曲第2弾。 島村卯月・渋谷凛・本田未央・大槻唯と共に歌っている。 shabon song CD「346Pro IDOL selection vol.2」収録の城ヶ崎美嘉・小日向美穂による楽曲を、 『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』「LIVE Parade」第4回のイベント楽曲として5人歌唱ver.で採用されたもの。 オリジナルの二人+春菜に加えて赤城みりあ・相場夕美と共に歌っている。 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 13 Sweet Witches' Night 〜6人目はだぁれ〜」に収録。 エチュードは1曲だけ アニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ劇場』の2017年5月度のテーマソング。 渋谷凛・神谷奈緒・神崎蘭子・三船美優と共に歌っている。 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS LITTLE STARS! エチュードは1曲だけ」に収録。 Needle Light 荒木比奈とのユニット「サイバーグラス」の楽曲。 CDは「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER」の1つとして発売された。 FlipFlop For SS3A rearrange Mix デレステ3周年記念イベント「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS SS3A Live Sound Booth♪」追加楽曲の一つで、日野茜・高森藍子のデュオ曲を「サイバーグラス」が歌唱したリアレンジver.。 「THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER 21 Kawaii make MY day!」に収録。 私の魅力って、私自身にあるんですね!追記、修正してくれたのはプロデューサーさんなんですよ!それってすごいコトです! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] アイマスやってないんで、一瞬上条さんの親族かなと -- 名無しさん (2021-01-03 18 57 01) 鯖江生まれではないのだ -- 名無しさん (2021-01-03 20 13 45) ファンからの愛称はメガネスト -- 名無しさん (2021-01-03 21 07 43) しんげき初期では律子の誕生祝ってたりとちょいちょい律子をリスペクトしてるとこあるよね -- 名無しさん (2021-01-04 11 35 55) 名前 コメント
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名前に『上条春奈』を含むアイドル 名前に『上条春奈』を含むアイドル体験版 眼鏡王国の野望 [部分編集] 体験版 【眼鏡プリンセス】上条春菜+(体験版) 眼鏡王国の野望 【ホワイトプリンセス】上条春菜+ 【ホワイトプリンセス】上条春菜 【眼鏡プリンセス】上条春菜+
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